こんにちは。
人生初の夜勤3連勤に際してモチベを上げすぎた結果、14時寝22時半起きという完全に昼夜逆転生活を迎えた藤本です。
あまりにブログを書くのが久しぶりなので、近況報告でもしようと思います。
1月、期末試験があった。
前期の試験で必修を落とした僕はこの試験で一生の明暗が決まると言っても過言ではなかった。この試験で最重要視していたのは再履修の2科目。どちらかを取れば進級、どちらも落とすとまた留年、つまり1浪2留、つまり新卒採用からあぶれる。いくら能天気な僕でも新卒採用からあぶれることのヤバさはわかっていた。
新卒採用と対をなす単語、それは中途採用だ。ご存知の通り、中途採用というと通常一回どこかの会社に勤め、その後転職をする際にとられる採用形式である。
もし高校を卒業後、大学に入学して卒業するまでの期間に3年以上のブランクがあると、この中途採用枠として就職活動をしなければならなくなる。前職はもちろん学生。つまりキャリア無しの転職活動みたいなものだ。これだけ聞くといくら仏であってもそんなやつはとらないことは自明である。
それだけはどうしても避けたかった。そして、また大学二年生として同じキャンパスに閉じ込められることがめちゃくちゃ嫌だった。
僕の学部は3年からキャンパスの移動がある。同じ年に入学した友達は殆ど次のキャンパスに移り、今のキャンパスにはほぼほぼ知らない年下たちと見るからにヤバい猿たち(年下)しかいない。もう流石にうんざりである。喫煙所に人間の糞がお供えしてあったり、昼間から潰れてぶっ倒れているやつを見るのも友達とだったら面白いが、一人で見ても吐き気すら催す。兎にも角にも進級して次のキャンパスに移りたい気持ちでいっぱいだった。
試験に関しては、2科目中1科目は去年と同じ先生であり、試験も簡単であることはわかっていた。問題はもう片方。これは去年と先生も変わり、噂によるとその人のゼミ生はみんな死んだ目をしているし、彼の他の授業も単位の取得がかなり困難とのことだった。つまり俗に言う”エグ単”で有名な先生である。
これにビビり、僕はこれまで受けてきた定期テストの中で一番といってもいいくらいに勉強した。今まで「どうせ勉強にならんだろ」と決めつけて、誘われても殆ど行かなかった勉強会なるものも友達と開いたりもした。友達に質問することはもちろん、友達の質問に答えることもあった。僕の怠惰な性格や頭の良く無さを知っている人からしたら信じられないかもしれないが、本当にそれだけ焦って勉強したのだ。そのモチベを保ったまま試験を迎えた。
試験は上手くいった。少なくとも自分ではそう思った。何なら最高評価くらい取れたのではないか等とこっそり浮かれてすらいた。
そして、ついこの間、成績発表があった。
ここまで書くと、その試験の単位を落とすことが流れ的には美味しいだろう。「あぁ、やっぱり藤本だったな」「ドンマイw」等と声を掛ける準備をしている方もいるはずだ。
しかし、結果として単位は取れていた。
ただし、評価は5段階中の3番目だった。
正直言って、発表があってからしばらくの間は進級が決まったことによる喜びがあまりに大きすぎて、評価のことは大して気にしていなかった。せめて2番目の評価くらいは取れていてほしかったなぁ、なんて思うくらいだった。しかし、その気持ちも徐々に落ち着いてくると、なんでこんな中途半端な成績なんだ、俺の人生はこんなもんなのか、等と今更になって考え始めた。
思えば、たかだか成績くらいでここまでショックであったり、ある種の怒りを感じたのは初めてかもしれない。もう一度言うが、この科目は「今までの定期試験の中で一番勉強した」科目であった。今まで、特に大学に入ってから、悪い成績を取ろうがほかのことでちょっと悪い結果に終わっても、たいして落ち込まず、むしろヘラヘラしてきた。
それは僕が"努力"というものをたいしてせず、結果にこだわらない人生を送ってきたことに起因すると思う。勿論そんな僕だって、周りの皆が必死に努力をしている時期(例えば受験勉強期間)はそれなりに努力をしたり、自分の結果がうまくいかなかった際に周りから励ましてもらったときは嬉しがったり落ち込んだりもした。ただ、それはあくまで周りからの影響を受けたことによる感情の芽生えであって、自分の中の焦りや、積み重ねたものと結果がうまく噛み合わなかったときにくるものとは違う。また、大した努力もせずに結果がうまくいかなかったときに落ち込むのは無意味で、本当の意味で負の感情のような気もする。
これで、「今後の人生は前向きな努力を積み重ねて成長していきたいと思いま~す」といって終わるのはあまりに(僕の)気分が悪くなるので、中途半端ですがこれで終わりにします。なんかこのままだとそういう終わり方になる他未来が見えないので。
実は2月~3月にかけて海外旅行にいったりしたんですが、もう2000文字くらい書いてるし酒飲んだら全部どうでもよくなってきたのでまた今度元気があれば書こうかな。
tomorrow/MOROHA を聴きながら
藤本でした