20歳(1)

こんにちは

 

コロナ自粛で暇なのをチャンスととらえて腹筋始めたら、初日に尾てい骨周りの皮が剥けてやる気が削がれた藤本です。

 

もう腹筋やってません。

 

 

 

 

光陰矢の如し

 

 

最近これを痛感する。

とにかく時の流れが速い。

 

2020年なんて始まってまだ1か月くらいだし4月なんて2日くらいで終わったし今の時刻は5月5日の午前三時くらいなはずだ。俺の体感では。

 

しかし実際は、2020年はもうそろそろ折り返しの時期へと迫っていて、実は4月はちゃんと30日あった。そして5月でさえもう終わろうとしている。

 

最近はコロナによる自粛でどこにも行かない空虚な日々を過ごしている分、時の流れも速く感じるのかもしれない。しかしそれを差し置いても、このペースだと体感2年くらいで20代も終わってしまいそうで恐ろしい。

 

 

そんな折、つい最近20歳の友達が出来た。

 

いわゆるオンライン飲み会で仲良くなった人で、酔っぱらって下ネタばかり話していたら気が合った、というありきたりな友達の作り方、というかクソ大学生の友達作りの王道ステップで仲を深めた。

 

その人とチャットや電話で話していると、自分の20歳の時と同じような生活を送っていることがわかった。唯一違うのはメチャクチャヤリまくっていた時期の有無だ。

 

 

勿論僕は無である。

 

 

そんなことはともかくとして、20歳と話すと自分が20歳の時のことを振り返りたくなった。

 

世間には10代の頃の心情を歌った歌が多い。15の夜、ガラスの10代、センチメンタルジャーニー等々…

しかし、20代の心情を歌った歌はあまり無いように思える。勿論、大概の人が20代で働きに出たり大学に通ったりし、毎日毎日同じことを繰り返し、何ら新鮮味の無い生活を送るようになると、特に歌にするような出来事や感情の変化も無くなっていくのかもしれない。

その点、10代というのは何だかんだ毎日、とまでは言わなくとも、かなり頻繁に新たな出来事に出会い、その都度何かを思い、そして心身共に変わっていく時期だ。20代前半の青二才が何言ってんのか、等とドヤされそうだが、少なくとも僕の中での10代はそんな感じ。まさに思春期。

 

そんな10代から卒業し、晴れて(?)大人の仲間入りをした20歳のことを忘れるのは勿体ない気がしてならない。しかし、あと体感2年もすれば30代の仲間入り、20歳のことなんて遥か昔の話になるし、恐らく何もかも忘れているに違いない。

 

折角の機会だし、そしてブログなんて露出オナニーのようなものだし、と言い訳しながら20歳の時の出来事や思っていたことを覚えている限り振り返ろうと思う。

 

 

 

20歳初日は友達と地元の海で迎えた。真冬の海でパンツ一丁になって騒いだり走ったりした。友達が海に足をつけ、そのまま飛び込むのかと思いきや「これはシャレにならん」といい、そして僕も全く同じ行動をとり、ブルブル震えながら全く同じ言葉をオウム返しした。俺がもし高校生だったらこのまま飛び込んだな、俺たちも「大人」になったな、等と思ったものである。まぁ、夜中に海でパンイチの時点で全く大人になれていないけど。

 

 

成人式にも参加した。友達三人で行く予定だったのだが、当日の朝、うち一人が全く来る気配がなく、電話しても出なかった。そして「あと五分来なかったら置いて行こう」等と話していると、よれよれの私服姿のそいつが走ってやってきた。話を聞くと、前日飲みすぎて朝起きたら手ぶらで公園にいた、今もパニックだ、ということだった。ひとまずスーツに着替えさせ、ダッシュで会場へ向かった。

 

僕は「人生で一度きりの経験だから」などと真面目ぶって式典に参加したのだが、大抵の場合「ありがたいお話」ってのはつまらなく、聞くだけ時間の無駄、ということを完全に忘れていた。もしこのブログを読んでいる新成人の方がいるのなら、成人式では式典参加よりも友達と喋ったり写真を撮ったりすることを最優先してほしい。

 

そんなこんなで式典を終えた僕たちが次にやったこと、それは友達のカバン探しだ。先述のように、一緒に成人式へ行った友達は記憶もカバンも無くした手ぶらの状態で朝を迎えていた。勿論彼のカバンの行方は誰も知らず、探そうにもどこを探せばよいのやら。

 

そんな中、彼は一つのヒントを見つけた。それは「ゲロ」だった。

 

聞けば彼は酔っぱらってその辺で吐きまくったことは覚えていたらしく、起きた場所周辺に落ちているゲロを辿っていけば彼のいた場所を順に追えるし、カバンも見つかるのではないか、ということだった。かくして僕たちは成人式という晴れの舞台、一生に一度の思い出になる日に公園中を駆け回ったのだった。ゲロを探して。

 

 

まぁその後なんだかんだでカバンは見つかり(最後に見つけたゲロのあたりに落ちているのを公園の管理人さんが拾ってくれていた)、中学の同窓会にも参加した。この同窓会が酷く、まずご飯があまりおいしくなかった。そして何より、折角新成人を祝う場なのにお酒がほとんど出なかった。会費だけはいっちょ前の金額を徴収されたのに。

 

僕の中のイメージでは、同窓会ではお酒を交えながら数年ぶりに会う旧友たちと昔話に花を咲かせ、そして同級生の女子たちともお酒や雰囲気の力を借りて他愛もない話で盛り上がり、二次会では男女交えてくだらない話や下ネタなどで盛り上がる。そしてそろそろ三次会に行こうか、という時に、「ねぇ、俺たちだけで抜け出さない?」等という甘い誘い文句と共に意中の女子と夜のとばりへ消えていく…

 

そんなテンプレ同窓会プランはそれこそ闇に消え、結局いつもの仲間といつも話すようなことを話し、いつもと変わらない楽しさを味わう結果となった。ちなみに同窓会に来ていた同級生たちの女子たちは皆あか抜けていたり、中学の時から変わらない個性を身にまとっていたり、と見ていて飽きなかった。何故見ていただけかって?話す勇気が無かったからに決まってるじゃあないか。。

 

そんなこんなで同窓会はそれなりの盛り上がりで幕を閉じ、部活のメンバーで二次会に向かったり海へ行ったり等とまぁ楽しかった。スーツで飲みに出かけるのも新鮮でなんかこそばゆい感じもあったしな。

 

 

 

 ここまででまだ20歳の1/10くらいしか書けてない。流石にダラダラ書きすぎた気もする。だいぶ遅漏ですね俺は。

 

 

しかしほんとに長くなりすぎたので今日はこの辺で終わります。

 

 

 

ガラスの十代/光GENJI を聴きながら

 

 

藤本でした